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白黒サイクル

ロボットとジャグリングのブログ。

First Robotics Competition に参加しました

お久しぶりです。シクロです。
更新遅くなりましたが、First Robotics Competitionという高校生ロボコンのメンター(アドバイザ?)としてハワイ地区大会に参加しました。



First Robotics Competitionはアメリカを中心としたロボコン世界大会で、14歳から18歳まで参加可能です。
特徴としては
・スポンサーから参加資金を集めるというルール
・ルール発表後6週間の製作期間しかロボットを作れない(期間後の操縦練習もNG)
・試合は3つのチームが集まった「アライアンス」単位で行う。予選ではアライアンスは試合ごとに入れ替わる(敵味方が入れ替わる)
という大会です。


今年の試合はこんな雰囲気でした(違う地区の大会です)↓
https://www.youtube.com/watch?v=qHaJoy5xrCo


私はTeam5701 indigo ninjasというチームにメンターとして協力していました。
日本からFRCに初参加する2チームの片方です。

5701ってのはFRC開催時からの登録順らしいです。
同じ地区大会に参加していたteam11は1996年から参加しているそうです。

最終的なメンバーは8人。
FRCを広めたいというチーム目的通り、ほとんどの人がはじめてロボットを作ったそうです。
メンターは高専ロボコン、大学ロボコンを中心に何人か集まり、技術サポートをしていくという体制になっています。

チーム詳細はこちら↓
http://www.indigoninjas.com/


私はメンターとして11月の終わりから参加しました。
この時点で技術メンターは2人だったので、人を集めながら講習の内容を考えていました。
ロボットに触ったことがない人がほとんどと聞いていたので「12月中に簡単なものを1台作ってみよう!」
という方針で技術的な講習会を開いてロボットを作り始めました。

↓12月に何とか動いたロボット。無事に動かすことができて一安心でした。



1月4日にルールが発表され、英語を解読しながらロボットを作り始めました。
紆余曲折ありながらも6週間で完成したロボットがこちら。



とても6週間で作ったとは思えない出来!
みんな頑張ったなあと感動(+試合に出られそうで安心)しました


ハワイ大会では色々と問題もあったものの、
12試合すべて参加し、無事に動作しました(重要!)
得点を決められない試合もありましたが、両アライアンスが協力しなければ得点できない「COOPERTITION STACK」を成功させるなど、試合で活躍することができました。


講習会を始めたころはおとなしめで受動的だった子も、
最後の方は自主的に動けるようになり、ちょっと頼もしくもあったのが印象的でした。
このポジションでロボコンに参加したのは初めてですが、人の変化を見るという面白さもあるんですね。

team5701がここまで活動できたのは協力していただいたスポンサーの方、個人サポーターの方のおかげだと思っています。
team5701は来年に向けて活動していくと聞いています。
今後もご協力ください。


他にもいろいろと面白いことが多かった大会なのですが、それはまた後で。
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