First Robotics Competition に参加しました ロボット全般 2015年04月21日 お久しぶりです。シクロです。更新遅くなりましたが、First Robotics Competitionという高校生ロボコンのメンター(アドバイザ?)としてハワイ地区大会に参加しました。 First Robotics Competitionはアメリカを中心としたロボコン世界大会で、14歳から18歳まで参加可能です。特徴としては・スポンサーから参加資金を集めるというルール・ルール発表後6週間の製作期間しかロボットを作れない(期間後の操縦練習もNG)・試合は3つのチームが集まった「アライアンス」単位で行う。予選ではアライアンスは試合ごとに入れ替わる(敵味方が入れ替わる)という大会です。今年の試合はこんな雰囲気でした(違う地区の大会です)↓https://www.youtube.com/watch?v=qHaJoy5xrCo私はTeam5701 indigo ninjasというチームにメンターとして協力していました。日本からFRCに初参加する2チームの片方です。5701ってのはFRC開催時からの登録順らしいです。同じ地区大会に参加していたteam11は1996年から参加しているそうです。最終的なメンバーは8人。FRCを広めたいというチーム目的通り、ほとんどの人がはじめてロボットを作ったそうです。メンターは高専ロボコン、大学ロボコンを中心に何人か集まり、技術サポートをしていくという体制になっています。チーム詳細はこちら↓http://www.indigoninjas.com/私はメンターとして11月の終わりから参加しました。この時点で技術メンターは2人だったので、人を集めながら講習の内容を考えていました。ロボットに触ったことがない人がほとんどと聞いていたので「12月中に簡単なものを1台作ってみよう!」という方針で技術的な講習会を開いてロボットを作り始めました。↓12月に何とか動いたロボット。無事に動かすことができて一安心でした。 1月4日にルールが発表され、英語を解読しながらロボットを作り始めました。紆余曲折ありながらも6週間で完成したロボットがこちら。 とても6週間で作ったとは思えない出来!みんな頑張ったなあと感動(+試合に出られそうで安心)しましたハワイ大会では色々と問題もあったものの、12試合すべて参加し、無事に動作しました(重要!)得点を決められない試合もありましたが、両アライアンスが協力しなければ得点できない「COOPERTITION STACK」を成功させるなど、試合で活躍することができました。講習会を始めたころはおとなしめで受動的だった子も、最後の方は自主的に動けるようになり、ちょっと頼もしくもあったのが印象的でした。このポジションでロボコンに参加したのは初めてですが、人の変化を見るという面白さもあるんですね。team5701がここまで活動できたのは協力していただいたスポンサーの方、個人サポーターの方のおかげだと思っています。team5701は来年に向けて活動していくと聞いています。今後もご協力ください。他にもいろいろと面白いことが多かった大会なのですが、それはまた後で。 PR