遊星ギヤボックスの利用について 技術関係 2016年08月28日 遊星ギヤボックス大会で何人かの方に聞かれたので、まとめてみました。からっ風シリーズでは毎回アームの減速に遊星ギヤヘッドを使用しています。無印、QuadraEdge・・・電ドリFomalhaut、Jagt、Pussyfoot・・・旧KU 24:1BEEK,Gimlet・・・新KU 24:1アームの多段減速機を自作すると精度の問題等あり難しいので、遊星を使えばちょっと簡単に作れる・・かもしれません。注意点・・・出力軸付近の剛性が弱いと遊星歯車の歯面で支えることになるため歯欠けが起きやすくなります。改造して使用する場合は出力軸を両持ちにしたほうが良いです。ツカサ電工 KUギヤヘッドツカサ電工のギヤドモータ付属のギヤヘッド単品での購入は不可なので、モータとセットで買う必要ありピニオンを抜く等の加工が必要入力トルクは経験的にRS380PH,13.2Vのストールトルクの10倍程度までは壊れにくい(24:1の場合)。コスト的にはTG-05シリーズかTG-85シリーズの標準品を買うと安い。モータのシャフトはφ3mmなので、別の用途に使いやすい。ツカサ電工直販:https://www.tsukasa-d.co.jp/motor/robo.html KUギヤヘッド(の中身)と使用例電ドリギヤヘッド540サイズ以上の電動ドリルのギヤヘッド。構成はKUに近い。クラッチ入りのギヤヘッドとしても使用可能。クラッチを使わない場合は歯車だけ使うとよい。出力軸はねじが切ってあるため、使いやすいサイズに加工する必要がある。コストは安い(最近は3000円越え?) 電ドリギヤヘッドの中身朱雀技研 IGシリーズギヤボックス単体やピニオン単体で入手することができ、入手性は良好フルメタルなギヤ構成も選択できるため、強度も高い内歯車とフレームが一体のため、重量は重いが強度があるIG22,IG32,IG36,IG42があり、数字は直径となっている。380モータ等を一緒に購入すれば組み付けてもらえるサービスがある。変な改造をするよりは、そのまま使用したほうがメリットが大きいと思う。朱雀技研ストア:http://store.shopping.yahoo.co.jp/suzakulab/4a25aaeae55.html IG32とIG36Pの中身以上 PR